誕生日は雨。

6月15日、誕生日、雨。生まれた日も大雨でした。


生まれたのは、札幌、北大病院。
その日は、当時、札幌神社と呼ばれていた、“北海道神宮“のお祭りでしたけれど、大雨で中止。
お祭りが中止になったくらいですからね、私、生まれながらの雨女です。
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前回会った時、koujiさんに、
「誕生日、何がいい?」と聞かれたけれど、欲しいものも思い浮かばず‥、豪華なディナーもさほど気が進みません。
思い付いたのは、ナイトピクニック。


👒「お誕生日だけれど、
朝から二人で、あれやこれやと料理して、
(full-courseですよ!)
夕方、それを持って、“みなとみらい“ に出かける、夜景めぐり、食べ歩きディナーは、いかが?」


🌟「オーケー。15日に来て料理作って出かける?」


👒「14日の夕方に行きますよ。前日に買い物して、15日は、ゆっくり準備して行きましょう。」


🌟「了解。元気そうだな。」


この季節、雨さえ降らなければ、暑くも寒くもなく、場所は、数カ所、目星をつけてありました。
(経済的な女でしょう?)
だのにだのに、大雨で‥。
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当日。
「家にいるのもねえ、」とkoujiさんの提案で、“川崎市民ミュージアム“ の常設展にでかけました。


武蔵小杉の駅ビルで、まずはランチです。

お洒落なランチは見当たらず、お寿司と天ぷらと蕎麦のセットを頂きました。
(美味しかったけれど、誕生日らしくないよねぇ‥、)



さて、川崎市民ミュージアムの常設展ですが、
古代から現在までの川崎市の歴史が出土品と資料で丁寧に展示されていました。


「こういうの、好きだろう、」と、koujiさん。
「そう、特にね、古代が好きなのよ。」と、縄文土器の前で立ち止まります。


「ねえ、ねえ、koujiさん。この時代にいたら、きっと土器作るの上手だったよね、お誕生日に土器のプレゼントなんて、感激ね。」なんて、勝手に想像を膨らませ‥、


弥生時代のコーナーでは、すでに、ガラスのネックレスがあったことを知って、嬉しかったけれど、
「でも、この時代、ネックレス、贈られる人ってどんな人?」と考えて、
「多分、私は無理ね。」と、簡単に納得して、ガッカリ。


古墳時代のコーナーでは、三分の二のの大きさに作られた横穴式石室に入って、
「う~ん、これは立派過ぎるお墓だわ、私、ここで生活出来そうよ。」と感心したりした。



江戸時代コーナーの入口には、東海道五十三次の川崎宿の絵がガラス絵になって飾られていました。

ビルの窓が絵に映り、二重に重なって、
(もしかしたら、タイムトラベル出来るかも‥、)なんて思いながら、眺めます。
だけど‥、
「この時代の日本人って、本当に小さいのよねえ、私でも大女だわ、」とブツブツブツ。



こちらは、近代のコーナーの壁に展示されている、“味の素“の看板です。

「お世話になりました。いいえ、今もお世話になってます。」と、看板にご挨拶。
(コンソメ、ほんだし、CookDu、鍋キューブ.パルスイート、等々。私、随分お世話になっているようです。)



雨の日の午後、私たちの他に見学者もなく、マイペースに楽しむことが出来たミュージアムの見学。
(アハハ、これはこれで良い誕生日でした。)


でもね、ナイトピクニックには、チャンス見つけて行くつもりです。
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さて、誕生日プレゼントですが‥、
誕生日が終わってからやっと思い付いたのは、お洒落なリックです。
「私、お洒落なリュックか欲しくなってきたわ。急がないので、よろしくね。」


欲しいリュックの条件は、ノートパソコンが入ることと、ワンピースにも似合うこと。
koujiさん、見つけられるでしょうか‥?


楽しみに待つことにします。





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