夜勤明け 何時もの道で‥、
夜勤明け、
17時間も働いたその後で、時に残業が数時間。
いつもの道を、ふらふらと、半分眠ったように歩きます。
ふいに
呼び止められたように感じては立ち止まり、誰もいないと知ってはいるけど、見渡すと‥、
春の光のその先に、
スポットライトを浴びているような枯れ枝が。
「冬の間、落ちないで、春の光に出会ったんだねぇ‥、」と、
しばし見つめ合い、言葉を交わしたような気持ちになれる夜勤明け、
まんざらでもないようにも感じます。
これから、この道の先にある、日帰り温泉に。
数年来の私の習慣です。
でも、
大概は、疲れてそのまま眠ってしまうんですねえ‥、気がつくのは閉店の一時間くらい前。
大急ぎで温泉に入って、慌てて家に帰ります。
(帰りは時に、深夜バス)
早く入ればいいものを。
もったいないなあ、とは思うけど、これがどうしてもできません。
(2016年2月19日の日記から。)